鼻はにおいを嗅ぐというだけでなく、吸い込んだ空気を十分に温め、加湿し、ウイルスや細菌、埃などの体内への侵入を防いで、きれいな空気を肺に送り込むためのフィルターのような役目をしています。
そんな鼻が病気にかかってしまうと、吸った空気が浄化されなくなったり、口呼吸をすることになったりしますので、ウイルスや細菌が喉や肺に直接侵入してしまい、様々な悪い影響を与えてしまいます。
はなの症状
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鼻はにおいを嗅ぐというだけでなく、吸い込んだ空気を十分に温め、加湿し、ウイルスや細菌、埃などの体内への侵入を防いで、きれいな空気を肺に送り込むためのフィルターのような役目をしています。
そんな鼻が病気にかかってしまうと、吸った空気が浄化されなくなったり、口呼吸をすることになったりしますので、ウイルスや細菌が喉や肺に直接侵入してしまい、様々な悪い影響を与えてしまいます。
鼻の中に異物が入ってくると、それを外に吹き飛ばすためにくしゃみという反射が出ます。
正常な防御反応ですが、風邪やアレルギー性鼻炎、花粉症などでくしゃみが必要以上に続くことがあります。鼻水、熱、目の痒み、だるさなどがあった場合には、鼻炎や風邪の可能性があります。
水のような鼻水は風邪やアレルギー性鼻炎が主な原因です。
熱があれば風邪、くしゃみが出る場合はアレルギー性鼻炎の可能性が高いと言えます。黄色っぽくねばついた鼻水が出る場合には、副鼻腔炎かもしれません。
これは蓄膿症(ちくのうしょう)ともいわれる病気で、早めに適切な治療を受けることが重要です。副鼻腔炎は頭痛の原因になったり、集中力が続かなくなったりすることもありますので、特にお子様は要注意です。
鼻が詰まって口呼吸になると、喉をいためて風邪やインフルエンザへの感染リスクが高くなります。また、集中力が低下したり、夜間眠りにくくなったりすることがありますので、お子様では、身体の成長や学業に影響する可能性もあります。
鼻づまりを起こす原因では、炎症による鼻粘膜の腫れ、良性のできものである鼻茸、粘り気の強い鼻水が多くなっています。疾患では風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などがあります。
5〜6歳程度のお子様の場合には、アデノイドが大きくなり鼻を後ろからふさいでしまっている場合もあります。交互に鼻が詰まる場合は、鼻の穴の左右を分けている鼻中隔が大きく弯曲している鼻中隔弯曲症である場合もあります。
鼻の粘膜直下には様々な太さの血管がありますので、それが傷つくと出血が止まらなくなることがあります。
鼻を打撲したり触ったりしなくても、誘因なく鼻血が出ることがあります。
血圧の高い方は鼻の血管に負担がかかりやすく出血しやすい傾向があります。まれですが鼻内の腫瘍によって出血する場合もあります。
鼻水は鼻の穴から出てくるだけでなく、奥に流れて喉へ通り抜けることがあります。
鼻の穴は後ろに傾斜がついていますのでこれは生理的な現象ですが、量が増えたり粘度が増して鼻の奥に付着したりすると不快感が強くなり、痰の原因にもなります。多くは副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で起こりますが、鼻の一番の上咽頭の炎症によって起こることもあります。
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